【今日ひる11時50分 プリンセス駅伝 TBS系列生中継】

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【今日ひる11時50分 プリンセス駅伝 TBS系列生中継】

【3】トップ通過はノーリツか? それとも…
 JP日本郵政グループ、ダイハツ、ノーリツの3チームがトップ通過候補と見られているプリンセス駅伝。前日の区間エントリーでは、ノーリツの森岡芳彦監督が意欲を見せていた。
「今もミーティングで話したところですが、この1年間、プリンセス駅伝で勝って上がって行こう、と言ってきました。優勝候補と言われているときに勝つ。そこが重要です」
 主力に故障者がなく、ベストオーダーを組めたことが大きいが、6区間中5区間は、昨年と同じメンバーである。オーダーが固定されていても、それぞれの選手が成長し合えばチーム力は上がる。森岡監督の考え方の特徴でもあるが、控えの選手とも、しっかりコミュニケーションをとっているからできることだろう。
 今季は3区の岩出玲亜と5区の堀江美里が、ともにマラソン2レースで結果を出している。堀江は1月の大阪国際女子マラソンで2位(2時間28分20秒)と好走すると、7月のゴールドコーストマラソンに2時間26分41秒の自己新記録で優勝した。2年前の11月に2時間27分21秒の10代日本最高で走った岩出は、3月の名古屋ウィメンズマラソンに2時間24分38秒の自己新で5位。9月のベルリン・マラソンでは2時間28分09秒だったが、4位と健闘した。
 1区の井上藍も将来的にはマラソンで、と森岡監督が期待する選手だが、今季は10000mで32分07秒56の自己新と好調だ。昨年は区間20位と出遅れてしまったが(責任感からレース前日の体調不良を隠して出場)、今回は区間賞争いに加わるだろう。
 岩出はベルリン・マラソンから1カ月も経っていない。休養期間としては短いが、エース区間の3区で区間賞争いをする走りを森岡監督は期待する。
「そのくらい走れないようでは、マラソンで世界と戦っていけません。日本のマラソン界全体に、そうした強さを求めないといけなくなっている気がします」
 選手個々の成長が顕著だったノーリツの今シーズンだが、練習の流れやレースの組み方はチーム全体がまとまっている。井上や岩出が好走すれば、後半区間の選手たちも「自分が走れないわけはない」と相乗効果を生んでいきそうだ。
 ノーリツが充実しているとはいえ、ライバルチームと明らかな差があるわけではない。
 ダイハツは故障の前田彩里が間に合わず、木崎良子も本調子でないため6区に回ったが、代わりにテグ世界陸上代表だった吉本ひかりが復帰して1区に入った。全日本実業団10000mで日本人トップになったことのある岡小百合も、低迷期を脱して5区に起用された。
 そして3区に、9月の全日本実業団10000mで優勝した松田瑞生という布陣。1区・吉本の復調次第では、3区の松田でトップに立てる。
 JP日本郵政グループも、リオ五輪直前に故障をした鈴木亜由子(リオ五輪は10000mを欠場して5000mに出場。予選落ち)を起用しなかったが、1区の鍋島莉奈と5区の中川京香の新人コンビが絶好調の仕上がりを見せている。
 鍋島が区間賞争いに絡むことができれば、リオ五輪代表の3区・関根花観でトップに立つ展開も十分に可能だろう。
 優勝候補はこの3チームだけではない。
 3区の川上わかばが急成長を見せているTOTOは4区の新外国人、シュル・ブロでトップに立つのでは、という声も出ていた。5区の早川英里も好調だ。
 ホクレンは全日本実業団ハーフ優勝の清水美穂を、3区ではなく5区に起用してきた。3区の菊地優子が信頼できる選手に成長している、ということだろう。後半勝負の布陣は、勝負に出ていることの表れか。
 ホクレンのようにエースを5区に配置したチームもあるが、大半のチームはエースを3区に起
用してきた。岩出、松田、関根ら若手が【1】で紹介したリオ五輪代表を抑えて区間賞を取れば、4年後の東京オリンピックに向けての期待も高まる。
 プリンセス駅伝トップ通過を果たしたチームは、4年後の東京オリンピック期待の選手も育っているチーム、ということになるだろう。

TEXT by 寺田辰朗 写真提供:フォート・キシモト
EKIDEN ニッポンイチ From TBS
#tbs #駅伝 #日本一 #陸上
<番組HP>

http://www.tbs.co.jp/sports/athletics/princess-ekiden/

<twitter>
TBSテレビ 陸上

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